受診される方へ

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内科

診療科の特徴

糖尿病内科

診療科の特徴

近年、全世界的に糖尿病患者数は急増しており、当院でも内科通院中の糖尿病患者数は年々増加しています。当院では、糖尿病内科を設置し、糖尿病チームを構成しています。

糖尿病療養指導士の資格を取得したメンバーを各部署に配置し、ひとりひとりの患者さんに合わせた、きめ細やかな治療を目指しています。また、糖尿病に合併する疾患に対して、各科と連携してサポートを行っています。

主な対象疾患
1型糖尿病インスリン自己注射や、CSII(持続インスリン注入ポンプ)による治療を行います。
2型糖尿病それぞれの病態に合わせて、オーダーメード治療を行います。 内服薬やインスリン・インクレチン注射による治療を行います。
妊娠糖尿病担当の管理栄養師を決めて、細やかな食事指導を行います。 必要時はインスリンによる治療を行います。
※諸般の事情により平成29年3月31日をもちまして当院での分娩の取り扱いを中止することとなりました。
その他の2次性糖尿病など、
あらゆる糖尿病疾患
低血糖、高血糖昏睡やケトアシドーシスなどの緊急の病態(救急での受け入れとなります)
※インスリン導入は、入院でも外来でも行っています。
※グルコースモニターシステムによる、24時間血糖測定を行っています。



※小児糖尿病は糖尿病内科で受け入れています。(入院、外来通院とも)
 小児糖尿病は、地域連携室へ一度ご連絡下さい。診察日時などを直接相談します。

脳神経内科

診療科の特徴

2022年8月より当院内科の一分野として「脳神経内科」の診療を開始致しました。「脳神経内科」の認知度は高いとは(未だ)言い難く、「神経科・精神科」と混同されることが今でもしばしば認められます。

神経学的診察には時間を要することが多く、診察予約が取りづらいとのお叱りを受けております。できるだけ早い時期に予約をお取り頂けるよう試行錯誤致している状況です。今しばらくご迷惑をお掛けお致しますが、何卒ご寛恕頂ければ幸いです。

主な対象疾患
  • 神経変性疾患
  • 免疫性神経疾患
  • 機能性疾患
  • 末梢神経疾患
  • 脊髄疾患
  • 感染性疾患
  • 脳血管障害
  • 認知症合併疾患

消化器内科

診療科の特徴

消化器内科は主に消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)、肝臓、胆道、膵臓の病気の診断・治療をおこなっています。このような臓器に異常が起きるとさまざまな症状が出ます。お腹が張る、胸焼け、腹痛、下痢、吐き気、嘔吐、食欲不振、体重減少などから、からだが黄色くなる(黄疸)、血を吐く(吐血)、黒い便が出る・便に血が混じる(下血)などあります。また慢性的な貧血なども消化器の病気の症状であることもあります。このような症状でお悩みの方はぜひ当科を受診してください。

消化管領域では、食道、胃、大腸癌の早期発見と内視鏡的治療に力を注いでいます。また近年注目されているヘリコバクターピロリ菌の除菌治療には特に力を入れています。消化管の癌は早期に発見し治療すれば、治る可能性の高い病気です。早期発見に威力を発揮するのは内視鏡です。早期に発見された癌は開腹することなく内視鏡的に切除することが可能な場合があります。またヘリコバクターピロリ菌は、胃十二指腸潰瘍の原因のひとつとして重要な役割を果たすことが明らかにされており、更には胃癌発生への関与も推定されています。感染の有無は、内視鏡で胃の組織を採取してピロリ菌を顕微鏡で探す方法や菌の培養、尿素呼気テストで診断します。胃十二指腸潰瘍における除菌治療は健康保険で認められており、胃酸分泌抑制薬および2種類の抗生物質を1週間内服します。内視鏡検査においては挿入時の苦痛が問題となりますが、当院では経鼻内視鏡を導入し苦痛の少ない内視鏡検査が行える体制を整えています。

主な対象疾患

循環器でよく行う検査

  • 上部消化管内視鏡検査
  • 下部消化管内視鏡検査
  • 上部消化管造影検査
  • 注腸造影検査
  • 腹部超音波検査
  • CT、MRI、腹部血管造影(DSA)
施設・設備紹介
内視鏡室当院の内視鏡室では安全かつ苦痛の少ない内視鏡検査を効率よく出来るよう努めております。当院で検査を受けられた患者さんが再び当院での検査を希望されるよう職員一同細心の注意を払って検査を進めてまいります。



内視鏡スペースです。
2台の内視鏡機器で効率よく検査できるよう努力しております。
専攻医(後期研修医)募集のご案内

卒後臨床研修に関しては、病院全体でよりよい研修ができるよう努力しております。初期研修2年の間に医療全般の基礎を固めるとともに、救急医療の実践をつめるように指導します。後期研修の間には、消化器疾患全般について消化管・肝臓・膵胆道系の各領域にわたり、上級医の指導のもと豊富な症例を経験することが可能です。
内視鏡治療については、上部消化管内視鏡は初期研修で習得し、後期研修以降は下部内視鏡検査・消化管出血止血術・大腸ポリープ切除術・内視鏡的膵胆管造影(ERCP)を基本とした乳頭切開術(EST)・総胆管結石除去術・胆道ドレナージ術まで習得してもらうことを目標としています。
当院は他科との垣根も低く、スタッフ間のチームワークが良好であり、一致団結して検査・治療に望むるのも当科の特徴であり、熱意と協調性のある消化器内科志望の医師を広く求めています。