診療科紹介

循環器内科

専門医取得可能学会

特徴

当院は神戸市垂水区の中核病院として機能しており、循環器内科は40床、ICU6床(外科や脳神経外科などと共同使用)です。中核病院であるため、急性冠症候群や急性心不全など循環器救急疾患が集まります。また1次、2次救急が中心でありCommon Diseaseと言われるような疾患(症候)が多い事が特徴です。更に虚血性心疾患や不整脈に対するカテーテル治療、心臓リハビリテーションにも力を入れており、急性期はもちろん慢性期におよぶ管理も行っています。最近は心臓MRIや心臓核医学検査に新たな機器が導入され、循環器疾患に対してより詳細な病態把握に努めています。

スタッフ紹介

院長

藤 久和
資格・専門医・所属学会・日本循環器科学会専門医
・日本内科学会総合内科専門医
・日本内科学会認定内科医
・日本脈管学会専門医
・総合診療領域特任指導医
・日本救急医学会 認定資格
・認知症サポート医養成研修修了
・厚生労働省指定オンライン診療研修修了

部長

伊達 基郎
資格・専門医・所属学会・日本内科学会 認定内科医
・日本循環器学会 循環器専門医
・日本心血管インターベーション治療学会専門医
・日本心血管インターベーション治療学会専門医認定医制度施設代表医
半田 充輝
資格・専門医・所属学会・外科専門医
・外科認定医
・日本循環器学会専門医
・日本内科学会認定内科医

医長

松本 実佳
資格・専門医・所属学会​・日本内科学会認定内科医
・日本内科循環器科学会専門医
小谷 健
資格・専門医・所属学会・日本内科学会総合内科専門医
・日本循環器学会専門医
・日本不整脈心電学会不整脈専門医
・日本内科学会認定内科医
・総合診療領域特任指導医
三村 麻郎
資格・専門医・所属学会・日本内科学会認定医
・日本循環器学会専門医
・日本心血管インターベンション治療学会認定医
・腹部大動脈瘤ステントグラフト実施医
中ノ瀨 晃一
資格・専門医・所属学会・日本内科学会認定内科医
・日本救急医学会
・ICLS・BLSコースディレクター
・日本心不全学会
・日本心不全基本的緩和ケアトレーニングコース(HEPT)受講
・がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
山崎 玲子
資格・専門医・所属学会・日本内科学会 認定内科医
・日本内科学会 総合内科専門医
・日本循環器学会 循環器専門医

非常勤

森 可智
資格・専門医・所属学会・日本循環器科学会専門医
・日本内科学会認定内科医
片嶋 隆
資格・専門医・日本内科学会総合内科専門医
・日本循環器科学会専門医
松本 祐樹
清水 健太郎

指導医からのメッセージ

医学生の皆さんへ。これまでの大学の病院実習を思い出してください。授業で習った知識だけでは臨床はできません。また大学病院やハイボリュームセンターに勤めたからといって必ずしも色々な手技や知識がつくわけではありません。日々リアルワールドで臨床に追われている病院にこそ、現実に即した臨床上の手技や知識の必要性が生まれ、学ぶべきことが次々と発生してきます。当院のような地域に根差した病院は、医師の数も充実しているわけではありませんが、その分各々の医師が果たす役割を発揮しなければまわっていかないのが現実です。その中で考え、磨かれてこそ手技や知識が自分のものとなっていきます。循環器内科では、循環器疾患にこだわらず、我々の同朋として活躍することができる、戦力として一人前の医師を早期に育て上げることに重点を置き、そのことが研修医の先生にとっても、将来の私たちにとっても意義のある事だと考えています。(藤久和)

研修方針、研修内容

当科ではなるべく研修医の希望に沿い、重点の置きたい内容(侵襲的な手技や心エコー、病態生理など)を中心に研修できるように臨機応変に対応しています。その中でも最低限身に付けてもらいたい項目は非侵襲的な検査の解釈です。特に心電図や心エコー所見に対しては適宜講義を交えながら、結果の解釈について理解を深めてもらっています。また救急対応や担当患者の治療方針については、指導医の下、主治医として積極的に関わってもらい、実践力、臨床的なセンスが身に付くよう、症候や病態生理から理論的に考察するように指導しています。緊急カテーテルや救急対応があり忙しいこともありますが、実りある充実した期間を過ごせると思います。

良く学び、
よく遊びましょう!!
(ICUスタッフとのBBQ、循環器、脳外、外科、麻酔科集結!)