脳神経外科
専門医取得可能学会
- 日本脳神経外科学会
(当院は連携病院として、神戸市立医療センター中央市民病院プログラムに属しています。)
◇ 神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科
◇ 神戸市立医療センター中央市民病院脳神経外科専門研修プログラム - 専攻医募集要項
スタッフについて
7人体制で24時間365日、脳神経外科診療を行っています。
脳神経外科学会専門医 | 6名(指導医2名) |
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後期研修医 | 1名 |
脳神経外科学会専門医資格の他に下記のの資格を有しております。
日本脳卒中学会専門医 | 2名(内指導医2名) |
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脳神経血管内治療学会専門医 | 2名 |
脊椎脊髄外科専門医 | 1名 |
日本脳卒中の外科学会技術指導医 | 2名 |
日本脳卒中の外科学会技術認定医 | 1名 |
日本神経内視鏡学会技術認定医 | 1名 |
週間予定について
我々の週間予定を下記に示します。
- 主眼は、医療スタッフ全体の情報共有に置いています。
- 外来は月から金曜日まで行い、定期手術日は月・水曜日ですが、緊急に応じていつでも迅速に対応しています。
- 朝のカンファレンスとして毎日午前8時30分から前日の検査報告と新規入院患者の報告を中心に行っております。
- また、本年よりこのカンファレンスには放射線部・病棟看護師・薬剤部・医療クラークからも出席して頂いています。このカンファレンスは教育・指導が目的でありますが、多職種の方々を含めてone-teamとして情報共有することが主な目的であります。
- ただ、我々は教育・指導に主眼を置いた予定も取り入れています。月曜日午後4時から手術ビデオ検討会・抄読会を行い、金曜日午後4時からは手術室看護師の出席のもと、次週の手術の術前検討を行っております。
- これら週2回のカンファレンスを通して、研修医や専攻医の先生方には新たな知識を吸収して頂き、脳神経外科の魅力と醍醐味を味わって頂きたいと考えています。
- 金曜日の術前検討では、図に示すようにホワイトボードや頭部模型を使用して説明することで、知識の整理と発表のトレーニングも行って頂けるようにしています。
- また、技術的な面では、我々スタッフの指導のもと、卓上顕微鏡を用いた血管吻合やドリリングのトレーニングを行って頂きます。
当直業務について
当直業務は月から金曜日は午後5時15分から翌朝8時30分まで、土・日・祝日は午前9時から翌日午前9時までです。
我々は、研修医を含めてすべての当直医は当直明けには休日を取り、24時間日当直に対しては平日に振替休日を取得しております。
研修方針について
脳神経外科専門医取得までの4年間で専攻医の先生方は、大枠は脳神経外科学会のガイドラインと我々の基幹施設である神戸市立医療センター中央市民病院の方針に準じて研修して頂く事になります。ただ、特別な基礎知識や技能は必要ではありません。
別表に示す通り、我々は明確な目標を設定して、責任を持って指導させて頂きます。学術的な面では、論文発表は4年間で少なくとも1報は投稿し、学会活動に関しては演者として積極的に発表して頂きます。
我々は常に心体の安定の上に技術的な習得があるものと考えております。当院で専門医取得を目指して頂ける専攻医の先生方には、安心して研修を行って頂き、不安に苛まれることがようにきめ細かいサポートを致します。まだまだ紙面で書き足りない項目や、具体的な内容を十分お伝えすることができない点が多々あります。
もし興味がおありでしたら、一度見学に来られることをお薦めします。施設見学だけでも構いませんので、皆さんのご連絡を心待ちにしております。
手術室風景
アンギオ室風景
血管吻合練習
術前検討会
術前検討会
抄読会
専門医合格