メッセージ

看護部長メッセージ

私たちの目指す看護

 2025年10月に看護部長に就任致しました川村三代です。
 神戸掖済会病院は1931年(昭和6年)、船員を対象とした医療提供を目的に設立され、その後、様々な時代背景と共に多様化する地域の医療ニーズに応えながら発展してきました。現在は、一般急性期、ICU病棟を中心に救急患者さんの受け入れを積極的に行い、一方で地域包括ケア、緩和ケア病棟など幅広い医療に対応できる地域医療支援病院としての役割を果たしています。

 看護部では2024年よりセル看護提供方式を導入しており、患者さんに寄り添う看護を大切にしています。安心して医療を受けて頂くだけでなく、患者さんの意思を尊重し、その人らしい生き方を支援していくことが重要だと考えています。看護教育では基礎看護学の他、クリティカルケア領域に関する教育にも力を入れており、看護師だけでなく多職種や他の医療機関の方達とも一緒に様々な研修を行っています。認定看護師や特定看護師などの資格取得、看護管理者教育などの支援体制もあり、“なりたい自分”を見つけられるようキャリアアップを支援しています。

 医療現場はとても目まぐるしく忙しい日々ですが、職員同士がお互いに思いやり、助け合う風土が根付いており、産休・育休取得後も95%以上の方がキャリア復帰しています。一人ひとりが自律心と誇りを持ち、自ら看護を考え実践していく力を育んで行きたいと思います。

神戸掖済会病院 看護部長
認定看護管理者
皮膚・排泄ケア認定看護師
川村 三代