新卒看護職員臨床研修制度について

新卒看護職員臨床研修制度について

平成22年度より新卒看護職員を対象にした臨床研修制度を行っています。

研修制度の特徴

当院の研修制度の特徴は、新人看護職員一人ひとりを大切に育てるという理念のもと、集合研修と各部署の指導を連動させ、看護実践の力がつくように研修を構築していることです。

毎月1回の充実した集合研修

新人看護職員の皆さんが基本的な看護実践能力を着実に身に着けられるよう、1年を通して様々なスキルトレーニングを行っています。採血や点滴などの基本手技はもちろん、フィジカルアセスメント、急変時の対応、膀胱カテーテルの留置、輸液ポンプやシリンジポンプの取扱いなど、実際に現場で使用する器材を用いて研修を行いますので、すぐに臨床で活かすことができます。
また、自分で考え行動できるナースになれるよう、後半になるとロールプレイングやグループワークを中心とした研修を行い、看護倫理や患者接遇などを分かりやすい形で楽しく学んでいきます。
ストレスマネジメントの研修では、お互いにストレスや不安、とまどいなどの心境を語り合い共有していきます。これらの研修では、自己の性格の傾向や職業人として抱えるストレスの特徴などを知り、自分自身が看護師としてどのように頑張っていけば良いのか、臨床心理士からの講義や専門的なアドバイスが受けられます。
新人看護師対象の研修以外にも、年間を通してたくさんの研修が開催されていますので、自分が興味のある研修に参加することができます。

個人の成長に合わせた各部署研修

配属された部署ごとに、科の特性が学べるよう技術チェックリストを用いて、一つひとつの看護技術を最初は見学し、次は先輩から指導を受けながら実施、徐々に独り立ちできるように指導していきます。医師や先輩看護師が疾患や解剖整理、患者指導の方法など、その科の特性に応じた勉強会を開催してくれます。

シャドウ夜勤

5月連休明けより開始し、研修期間中に月2回程度《体験》します。

組織が分かるローテーション研修

配属部署を決定し勤務表を固定した上で、各科外来、救急外来、放射線科・内視鏡室、ICU、手術室、透析室などをローテーションしながら各部署の特色を学びます。ローテーション研修をすることで、自分の配属部署と他部署がどのように関連しているかが分かり、組織全体が理解できるようなプログラムになっています。

皆さんの成長をサポートするたくさんの担当者

当院では、新人看護職員の皆さんを多くの先輩看護師がサポートする体制を取っています。それぞれの役割を簡単に紹介します。

◆ チューター

チューターは、新人看護職員の皆さんの身近な相談役として、仕事の仕方や学習方法、生活面や精神面などの相談や支援を行います。

◆ 実地指導者

実地指導者は、新人看護職員の皆さんの基礎教育や集合研修での学びを臨床の現場に連動させられるよう支援し、看護実践の指導・評価等を行います。

◆ 教育担当者

教育担当者は、研修制度の方針に基づき、集合研修や各部署で実施される研修の企画・運営を中心となって行う人であり、新人看護職員の皆さんや実地指導者への指導・助言・評価を行います。高い看護実践能力を有し、リーダーシップや教育的役割を発揮できる人で、各部署に1名以上います。

◆ 研修責任者

研修制度全体の策定・企画・運営・実施・評価の全ての過程における責任者であり、新卒看護師、実地指導者、教育担当者への指導・支援を行います。

新人看護師の1年間の目標

  1. 病院と看護部の理念・目標を理解し、病院職員としての自覚をもつ
  2. 看護実践に必要な看護の基礎的概念が理解できる
  3. 基本的な看護技術が原理・原則に基づいて実施できる
  4. 内科系・外科系の特徴的な看護を経験する
  5. 看護実践に必要なシステムを理解し経験する
  6. 同期生とコミュニケーションが取れ仲間意識がもてる
  7. 感情や気持ちを他者に表出できリフレクションの機会を得る
  8. 職場勤務への心構えができ、看護師としての自覚をもつ

研修内容一部紹介

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Reader が必要です。
Adobe社の公式サイトからダウンロードすることができます。

◆ 研修の様子

バイタルサイン測定

体位変換・移乗技術


理学療法士さんから、直接指導を受けます。

ストレスマネジメント研修

グループワークで悩みを共有、解決方法について話し合います。
臨床心理士からのアドバイスも受けられます。

FAST(First Aid Support Team)による市民救命士講習会

この研修は院内で開催しており、救急認定看護師から直接指導を受けます。
また、この研修を修了すると、市民救命士の資格を取ることができます。


まず、倒れている人を発見したら、
真っ先に何をしますか?
声をかけて、意識があるかどうか確認!
すぐに胸骨圧迫を開始すると同時に、
人を呼びましょう!


胸骨圧迫は、1分間に100回・・・

◆ ランチタイムもみんなで仲良く!

みんな!待ってるよ~!

みんな良い笑顔!楽しく学び、素敵なナースに!

後輩へのメッセージ

◆ 松山看護専門学校卒

私は、兵庫県に就職して頑張っています。新人での全員研修も終わり、今は病棟でいろいろな業務を覚えながら、病棟の環境にも少し慣れ、少しずつ業務も覚えることが出来てきました。
2週間の研修は、あっという間に終わり、現場にきて覚えることがたくさんで大変ですが、先輩看護師さんが丁寧に教えて下さり少しずつ覚えています。日々分からないことが増え、学びながら2日1日頑張っています。

◆ 神戸市医師会看護専門学校卒

現在、北6階病棟で勤務しています。北6階病棟は整形外科、救急科ですが、病棟の雰囲気はとても明るく、先輩にご指導いただきながら日々の業務に従事しております。 仕事を早く覚え、患者さんの安全安楽を常に念頭に置き、患者さんにはどんな援助が必要かを考えてこれから頑張っていきたいと思います。

◆ 兵庫大学卒

この春神戸掖済会病院に入社しました。入社して8日程度は研修を行い先日病棟の方に上がりました。 自分も責任を背負う病院のスタッフの一員になったのだと思うと不安が大きいですが先輩方、同期と共に頑張ります。

この病院に就職をして実習とはまた違った緊張の中、毎日力不足を感じては勉強の日々ですが先輩方は大変優しく、予想以上に充実しております。 大学で教えて頂いた人の命を救う為の勉強は本当に楽しいです。

◆ 神戸市民間病院協会神戸看護専門学校卒

私は内科と小児科の混合病棟に配属され日々、頑張っています。今は先輩方のスキルの高さや迅速・正確な対応に圧倒されるばかりですが、様々な経験を重ねながら自分も他者から信頼してもらえる看護師になりたいです。

看護師として働き始めて、2週間となりました。毎日が新しい発見の連続で、覚えることがたくさんあります。 学校で習った、解剖学や急性期看護の知識や技術が生かせるので、学生のうちに勉強頑張ってくださいね!

◆ その他の卒業出身校はこちら(PDF:369KB)