初期臨床研修プログラム

プログラムの特色

本プログラムでは初期卒後臨床研修として2年を一貫として総合的臨床能力を有する医師の育成を目的とするものである。一年次は必修科目である内科6ヶ月、救急3ヶ月に及び選択必修科目である外科3ヶ月を充当する。二年次には必修科目である地域医療研修を1ヶ月、選択科目である産婦人科、小児科研修に各々1ヵ月、名古屋掖済会病院救命救急センター1ヵ月を充当し、残りの8ヵ月は研修医の希望する選択科目(内科・循環器内科・外科・脳神経外科・整形外科・産婦人科・皮膚科・小児科・眼科・泌尿器科・麻酔科・精神科)の研修に充当する。これにより、基礎的な臨床能力の養成に加えて研修医の希望する専攻科目の修練も可能とするものである。

※精神科については、湊川病院での院外研修となります。

臨床研修の目標

本プログラムにおける臨床研修の目標は厚生労働省の指導による「臨床研修の到達目標」を最低限満たすことを前提とし、研修医のレベルによってはさらに高度の研修にも対応する予定である。

臨床研修委員長

村上 龍助(神戸掖済会病院 小児科)

臨床研修を行う病院および臨床研修施設

神戸掖済会病院

内科(循環器内科含む)、外科(整形外科・脳神経外科含む)、救急医療、麻酔科、産婦人科、小児科等

所在地 神戸市垂水区学が丘1-21-1
管理者 院長 島津 敬
開設者 一般社団法人 日本海員掖済会 会長 津野田元直
病床数 一般病床 325床
プログラム 内科・救急の必修科目、外科・小児科・産婦人科・麻酔科の選択必修科目及び地域医療・精神科以外の科目研修を行い、診断能力・治療計画立案など医師としての基礎的技能の習得を行う。また、研修医の希望する選択科目の専攻研修も行う。

医療法人 尚生会 湊川病院(精神科)

所在地 神戸市兵庫区湊川町3-13-20
科目 精神科・神経科
病床数 精神科病床 300床
プログラム 機能性精神疾患・脳器質性精神疾患・症候性精神疾患などの状態を理解して診断し、実際に患者を治療する。特に精神科救急の入院患者を受け持つ場合、精神保健法にのっとり適切に対処する能力を身につける。

名古屋掖済会病院 救命救急センター(救急医療)

所在地 名古屋市中川区松年町4-66
研修実施責任者 救命救急センター長 北川 喜己
プログラム 救命救急センターにおいて、1次から3次の救急患者の初期治療における適切な初期対応能力の獲得を目指す。

星島整形外科・外科医院(地域保健医療)

所在地 神戸市垂水区天ノ下5-3
研修実施責任者 院長 星島 一夫
プログラム 診療所において、地域医療の現場を経験することにより地域医療の役割・知識を習得する。

仁木内科医院(地域保健医療)

所在地 神戸市垂水区本多聞2丁目2-3-1
研修実施責任者 院長 仁木 敏晴
プログラム 診療所において、地域医療の現場を経験することにより地域医療の役割・知識を習得する。

えきさい大阪(地域保健医療)

所在地 大阪市西区本田2丁目1-10
研修実施責任者 施設長 青木 豊明
プログラム 老人保健施設の現場を経験することにより高齢者医療の役割・知識を習得する。

神戸市保健所(地域保健医療)

プログラム 保健所における業務を学ぶ。     

西神戸医療センター(産科)

プログラム 産科医療を学ぶ。          

研修医の指導体制

内科、外科、産婦人科、小児科においては研修医1名に対し、複数の指導医がチームを作りチーム診療体制で患者の診断・治療に当たる。研修医一人当たり5名~10名の患者を受け持ち診療に当たるとともに種々のカンファレンスに参加して実践的な臨床指導を受ける。

救急医療においては診療時間外において当直業務に参加して上級当直医師と一組になって診療にあたり問診技術・診断過程・治療技術の向上を図る。また、診療時間内においても外来救急患者や院内発症の救急患者の診療・治療にも参加する。

精神科においては研修医1名に対し指導医1名をおき、研修医1名あたり約10名~20名の患者を受け持ち種々の精神疾患の診断・治療を体験する。

指導医数は、神戸掖済会病院医師40名、湊川病院医師4名、えきさい大阪医師1名、名古屋掖済会病院救命救急センター3名、星島整形外科・外科医院1名、仁木内科医院1名の計44名からなる。

合同研修管理委員会

研修管理委員会は当研修プログラムに基づく研修医の受け入れから、研修進行状況のチェック、研修プログラムの修正などの管理・運営をおこなうものとする。また研修の終了にあたっては各研修医の出席状況、臨床到達度、経験症例の解析など適切な臨床研修を経験しえたか否かを判定する。

研修管理委員長  村上 龍助ほか15名で構成